ペルソナ玲音週記

2001年6月5日

近年、マクロウィルスというものが流行しています。これは、Microsoft Officeなどのマクロと呼ばれる簡易言語を使用して作られたウィルスで、実行ファイル式のウィルスより製作が簡単な事やマクロが使えるならOSは関係無しに感染することなどから急激に増えてきました。とりあえずどこから来たか分からないメールに添付されている出所不明の*.docファイルは、開かずに削除してしまいましょう。Microsoftさんいいかげんに対策立ててくれ!!

少し前、テレビでSun MicrosystemsのBill Joy氏が技術の進歩に否定的な意見を述べたのを聞いて以外に思った事がありました。Bill Joy氏はSun Microsystemsの創始者ですが、まあ、この人の業績は凄いです。ちょっと古い本ですが、仮想記憶のサポート、ネットワーキング、Pascal、vi、csh、termcapなどオリジナルのBSDのかなりの部分はこの人が書いたとの事です。その後NFSの設計などもしています。(Life with UNIX :アスキー)う〜、Javaの作成にも関わってますねえ。彼はプログラムを書くのにエディタを使わず、cat(Dosのtypeみたいなやつ)だけ使って書きまくったそうです。なんか凄い人ですねえ。

Wolf

ここ最近、日記系のサイトの盛り上がりと言うのはすごい物がありますね。特に、「先行者」(中国が開発した人型ロボット)で絶大な人気を得た「侍魂」は、口コミによって急速に広まり、今や1000万HITも間近と言う所にまで成長するようになってきました。こう言った、人気のあるサイトの主だった特徴と言うのはTOPに最新の日記が掲載されていると言うことです。確かに、そうすれば手軽に更新部分がチェックできますから、気軽にアクセスすることができますよね。これが、サイト運営のちょっとしたコツなのかもしれませんね…。

@NUMBER

2001年6月12日

ウィルスと同じく悪意によるプログラムにトロイの木馬があります。トロイの木馬はウィルスのように感染する事は無く、有用なプログラムと見せかけて配布され、コンピューターの利用者がうっかりそのプログラムを実行すると、データを破壊したりコンピューターの操作を乗っ取ったりします。クラッカーがセキュリティ破りに使うことも多く、管理者がroot(コンピューターを管理するための特権ユーザー)でトロイの木馬を実行したりすると、コンピューターを乗っ取られて、最悪自分のコンピュータから締め出されて利用できなくなってしまいます。最近流行したhappy99やhybrisといったメール添付型ウィルスも、正確にはトロイの木馬と言った方が良いでしょう。

そろそろIPv6を使ってみようかなと考えています。すでにOSにはIPv6が組み込んであるので、自分のマシンにpingを打ってみました。マシンのIPv6アドレスは、「fe80:0000:0000:0000:0145:cedf:eb1c:6da1」のように16バイトの16進数で表わされます。(アドレスは無茶苦茶だから使わないでね)うち前4つがネットワークアドレスで、後の4つがMACアドレス(LANボードに出荷時に付けられたアドレス)から生成されます。pingは通ったので、自分のマシンとは応答できましたが、他のマシンとはまだです。続きはまた後ほど…

Wolf

今月、MSのオフィスツールの新作である「OFFICE XP」がリリースされます。ちょっとMSのOFFICEのHPを見てみたところ、「OFFIECE 95ユーザーは最後のアップグレードチャンス!!」と、でかでかと表示されていました。確かに、マシンの性能も上がり、使えるソフトに求められる性能もグングンと上昇してきました。確かに、技術の進歩によって捨てなければならないものは有ります。しかし…、MSの捨て方は尋常じゃないです。XPではWIN95ユーザーはサポートせず、WIN98(PC-98に在らず)以上のマシンのみをターゲットとしています。とある統計によると、世界中で使われているマシンの中で1番のシェアを持っているのがもちろんWindows。そのうちで1番多いOSと言うのがWIN95なんだそうです。(先進国ではWIN98が1番のシェアらしいですけど。)そのOSを無視して製品を発売するとは…、自分としては"暴挙"としか思えません。今年中にはWIN XPが出ますけど、その売上は予想外に低いものとなると自分は予想します。

モータースポーツ好きの自分としては、今週末に行われるル・マン24時間耐久レースが楽しみです。今年の注目と言えば、初期のル・マンで活躍した自動車メーカー「ベントレー」が70年ぶりに参戦すると言うところでしょうか。あまり馴染みが無いメーカーかもしれませんが、高級車のメーカーとしては有名で、一台なんと¥2,500万円以上からだそうです。(つまり、マンション買えます、一台で。)ただ、お坊ちゃんみたいな印象しか持てない自分としては、どのような走りをするかちょっと楽しみです。

2001年6月19日

普通のウィルスは他のプログラムを拠所として、増殖しますが、ワームは独自の力でコンピューターに感染し、繁殖します。爆発的な繁殖力でネットワークを詰まらせたり、ひどいものはコンピューターのデータを破壊したりします。インターネットの普及により、ワームは急速に増加しています。僕の所にも何回か来たHybrisやLove Letterなんどのメール型ウィルスもワームとみなされるようです(う、トロイの木馬とかぶりますねえ)。参考文献としてrfc1135その和訳(自動翻訳したものでムチャクチャです)にリンクしときます。興味のある人はどうぞ。(^^;

Wolf

今、ル・マン24時間耐久レースを見ながらこの記事を書いております。(ただいま日曜日の夜の11時45分ぐらいです。)あと30分ぐらいでゴールと言うところですが、序盤から非常に荒れた天候に悩まされ、完走率が50%を割ってしまいそうです。(結局、46台エントリーして完走は21台となりました。完走率はやはり50%を割り込みました。)このル・マンと言うのはマシンで例えるならば…、非常に負荷がかかる作業を3・4日ぶっ続けでマシンにやらせているようなものではないでしょうか。実は、TV版lainの第1話のラストシーンのレンダリングになんと3日掛かったと言う話があります。(以前行われたトークライブの際、uedaさんが仰られていました。)このレンダリング時間を見ておったまげたそうですが。(笑)

車の速さと言うと、よっぽどの事(ジェットエンジンをつんだりとか)をしない限り、大体300km台が速さの限界となりますが、CPUの速さは本当に切りがありませんよね…。いつかは限界が来るかと思うのですが、そのときは一体どれくらいの速さになるのでしょうか…。全然予想がつきませんよ…。(^^;)

2000年6月26日

コンピューターウィルスを退治するためには、ワクチンソフトを使います。ワクチンソフトには二通りあって、一つはウィルスが他のプログラムに感染する動作を察知して、発見するタイプです。しかし、これは感染していないプログラムまで感染していると間違える事があります。もう一つは、ウィルスのコードのデータベースを持っていて、プログラムといちいち照合してウィルスに感染していないか調べるものです、誤発見する可能性は少なくなりますが、データベースは常に最新の物にしておかなければなりません。市販のワクチンソフトは後者の物が一般的です。

ペルソナ玲音用の○○○○○○○○(今回は伏せて置きます。@NUMBER)は大体プログラムは完成したのですが、とてもユーザーフレンドリーでは無い代物(笑)なので、公開はまだまだです。今暫くお待ち下さいね。

Wolf

佐川さんのコメントにも有りましたが、ペルソナに付ける新機能について現在開発が進んでいます。どんな機能かというのはまだ内緒にしておきますけど、出来れば夏から秋にかけて公開出来たらなと考えております。その機能+αが付いたところでようやく正式版として公開するつもり予定です。(今まで何度公開を逃してきた事か…。スミマセン、自分のせいです。m(_ _)m)今はそれに向けての準備を徐々に進めているところです。これでようやくスタートラインに立てる、と自分は考えています。これから数ヶ月間、じっくりと開発を進めて行きますので正式版が皆さんの前に姿を現すまで、じっくりと可愛がってください。宜しくお願いします。

@NUMBER

2001年7月3日

世界最速のCPUといえば、(たぶん)alpha CPUでしょう。alpha CPUはDigital Equipment(DEC)社が1992年に開発した64ビットのRISC CPUです。DECはその後Compaqと合併しました。現在周波数は800MHzくらいみたいです。なんだ、PentiumIIIくらいかなどと思ってはいけない(笑)、レジスタの幅が倍でしかもRISC(機械語がCPUに組み込まれている)ですからPentium系の同じ周波数のCPUよりも10倍ほど速いです。将来64ビットCPUが主流になることを睨んで各OSディストリビューターも力を注いでいるので、対応OSも非常に多いです。僕なんかは欲しくても無茶苦茶高いのでとても買えんです(笑)。Intelがもうすぐ64ビットCPUを売り出すんじゃないかなと思っているんですけど、それまではalpha CPUが64ビット市場の中心となるんでしょうねえ。

ペルソナ玲音のすべてのファイルをcvsで管理することにしました。ペルソナ玲音開発用のフォルダはじきにゴミだらけになってしまうので、パッケージにするときは大変でしたが、これで簡単なコマンドで最新のパッケージを作ることが出来るようになり、随分楽になりました。将来機会があったらcvsレポジトリ(データファイル)の方も公開したいなと思っています。

Wolf

未だに内定が出ていないNUMBER、です。(--;)正直言って、就職を甘く見ておりました…。過去の学校の受験では全て順調に通ってきたものですから、今回の苦戦は結構きついものがあります。早いところ楽になりたいものです…。(TT)そうすれば、ペルソナの方にも新しい動きが出るのかもしれませんが…。(^^;)

NET環境の中で、一般ユーザーに最も近い高速通信の手段と言えばADSLが上げられると思います。そこで取り上げる話題と言えば…、やはりYAHOO BBと言う事になります。今まで、NTTなどが行ってきたサービスに比べて料金が大幅に安く、全国を対象にして一斉にサービスが行われる訳ですから一晩でADSLユーザーを倍増させてしまったと言うのも頷けます。年内にはサービス地域が全国的に広がって行くようですけど、未だにフレッツISDNが対応していない自分のところはどうなちゃうのでしょうか。(TT)

@NUMBER

2001年7月10日

先週CVSの記事を載せたところ、CVSについての御質問がありましたので、改めて簡単な説明をいたします。

CVS (Concurrent Versions System)はネットワークに対応したバージョン管理システムで、ネットワークを介して複数の人がファイルなどのバージョンを管理することが出きます。管理する場所は自分のコンピューターでもネットワーク上のマシンでもかまいません。もちろんインターネット上でも良く、匿名で公開されて誰でも利用できるものもよく見かけます。

最初にファイルをモジュール名、ベンダ名、リリースタグを付けて登録するとどこででも簡単にそのファイルを取り出すことが出来ます。ディレクトリ(フォルダ)ごと全部登録することも出来ます。

ファイルを編集したら、そのつど登録します。何を変更したかコメントを付けることが出来ます。新しいファイルの追加やいらなファイルの削除も出来ます。ファイルの変更のログを見ることも出来ます。全てのファイルでも特定のファイルでも可能です。

多人数でファイルを編集している時は、他人の変更を自分の作業ファイルに反映させることも出来ます。

古いファイルを取り出したり、新しいファイルの差分を作ったりすることも出来ます。今日大規模なプログラム開発(PC-UNIX、mozillaなど)では大概CVSが使われています。SSHを絡めてセキュリティを高めることも出来ます。

各種設定ファイルのバックアップにも便利です(事実、このあいだうっかりホームページ用のファイルを消してしまったのですが、CVSのおかげで復活する事が出来ました)。いろいろな所からCVS用のプログラムが配布されていますが、Windowsではcygwin附属の物を使うのが一番簡単だと思います。

参考リンク: CVSのすすめ

Wolf

相変わらず、内定が出ていないNUMBERです。(T_T)とは言え、いくつか試験は受けつづけているのですが、最初の頃の本命の企業は全滅し、今は自分が入れる場所を探している感じでしょうか…。なんだか情けないですね…。

さて、水曜日に大リーグのオールスターゲームが行われます。イチロー選手や佐々木選手が出場し、メジャーリーグのトップレベルの選手達と一夜限りの夢の対戦を行います。さて、イチロー達が所属しているのはアメリカンリーグですが、その対戦相手となるナショナルリーグにはイチローが付けていたマリナーズの51の背番号を付けていた選手がいます。それはダイヤモンドバックスのランディー・ジョンソンと言う投手です。ランディー・ジョンソンはメジャーリーグでも一流の選手で、今シーズンには1試合20奪三振を達成するなど37歳の今でもトップの実力を持っており、毎年のようにオールスターゲームに出場しています。ランディー・ジョンソンはダイヤモンドバックスに移籍した今でも、背番号は変わらずに51を付けています。マリナーズに関わりがある二人の背番号51の対決は、プレーボールの直後に行われる事でしょう。これは、見逃して欲しくない対決ですね。

@NUMBER

2001年7月17日

インテル製の64ビットCPUであるItaniumの供給体制が整ってきたようです。パソコンの32ビットの時代はずいぶん長く続いたのですが、既に「大量のメモリを積むと認識できない」などの弊害も出ていますから、いずれパソコンも64ビットへ移って行くでしょう。今のところハイエンドマシン向けで、14万円から52万円(1千個受注時)だそうですから、家庭用にはまだまだとう感じですが、既にハイエンドで圧倒的な力をもつSUNはかなりピリピリしているようです。対応するOSやソフトが64ビット化しなければ無意味なのですが、OSはいろいろ研究も進んでいるようなので、案外速いかもしれません。ちょっと楽しみだったりします。(^^)

Itaniumのロードマップ

Wolf

先日、アメリカだけではなく、日本も大注目のメジャーリーグのオールスターゲームが行われました。先週自分が書きました注目の対決、「ランディー・ジョンソンVSイチロー」が一回の表、第一打席に繰り広げられました。実は、ナショナルリーグ側の先発ピッチャーはランディージョンソンではなかったのです。しかし、前日の記者会見の時に「イチローVSランディー」を望む声が大きく、当日の午前中にランディーが先発を勤めるように変更されました。(これには他にも理由があり、当日ランディーは中4日、最初の方の先発候補は中1日だったため、ランディーの方を使ったと言う話もあります。)

結果はイチローの俊足を生かし、ファーストへの内野安打でした。結果的には3打数1安打でしたが、2打席目のセカンドゴロもぎりぎりのタイミングでのアウトだったわけで…。日本人としては「イチローなら間に合うっ!!」と思って第2打席を見つめておりました〜。

その後、アメリカンリーグのリプケンが初球をレストスタンドへ打ち込み先制した後、ヤンキースのメンバーなどの活躍もあり、8回の裏の時点で4-1とアメリカンリーグがリードした状態で、"世界の大魔人"佐々木投手が3人できっちりと押さえ、初のオールスターゲームでセーブポイントを獲得しました。(ちなみに、MVPは初球ホームランを放ったリプケン選手でした。)

日本人のイチローで始まり、日本人の佐々木が押さえて…。まさに日本人の夢がかなったオールスターゲームとなりました。

余談ですけど、日本のオールスターゲームは今月の21・22・24日に行われます。日本の方の野球中継の視聴率が落ち気味なんですけど、皆さん一緒に応援しましょうね。来年にはメジャーに行っちゃいそうな選手も出るかもしれませんからね…。

@NUMBER

2001年7月24日

明日、大峰山に行ってきます。毎年行っているのですが今年も行ってきます。午前5時30分に家を出るつもりですので、そろそろ寝なければいけないのですがなかなか寝付けません。う〜、困ったなあ。

Wolf

WIN以外での話になってしまいますが、ここの所MACに関する発表が相次いでいるように思います。新しいiBookとか、MacOSXとか…。WINユーザーとしては確かに新しいiBook(もしくはPower Book)のデザインは非常にすばらしい物が有ります。シンプル・イズ・ベストと言う感じの真っ白なボディー。それでいて、他の真似ではない斬新さ。まだ実際にこの目で見た事は有りませんが、ちょっと触ってみたい気がします。ただ、体に染み付いてしまった操作感はなかなか抜けません、特にマウスなどは。(笑)一回だけ古いiBookを触らせてもらった事が有るんですけど、やはり右クリックが使えないと大パニックに陥ります。確か押しっぱなしにすれば良いらしいんですけど…、何の予備知識も無いままMacに向かい合ってしまった場合には何にもできません。(笑)まぁ、それ以前にMacに接する機会がもう既に無いんですけどね。

@NUMBER

2001年7月31日

大峰山に行ってまいりました。今年は運動不足のため、途中で息が切れて大変だったです。山頂では大量の赤トンボが飛んでいました。指を伸ばして腕を上げると指にトンボが止まります。う〜ん、都会のトンボはこんなことしないなあ。

アメリカでMicrosoftのオープンソフト陣営への攻撃が激しくなって来ました。特にMicrosoftが標的にしているのが、Linuxが採用しているGPLライセンスです。GPLはソースコードを含めた自由な配布を妨げないように使用者に要求し、GPLを利用して作られたソフトはGPLにすることを義務付けられています。それがMicrosoftは気に入らないようで、そんなことしたらフリーソフトを使って商用プログラムを作れないから排他的だと言います。たしかに、Linux用の商用プログラムを作ろうとしたらかなり面倒臭い(実際、LinuxのlibcなどはLGPLでGPLじゃない)ですが、それはGPL使う人が勝手にやってるんで、数多の競争相手を排除してきたMicrosoftに文句を言われる筋合は無いと思います。(^^;まあ、これはMicrosoftのフリーソフト陣営への嫌がらせと見るべきで、いままでとは全く異質な敵に少々戸惑っている感じがします。

このペルソナ玲音を使っている人の中で「玲音のようなハッカーになってみたいな〜。」と思っている人はいませんか?もしもそう思っているのであれば、こちらのHPをお勧めします。翻訳してある文章なのでちょっと読みにくいかもしれませんけど…。

Wolf

ええと、相変わらず内定が取れていません。おかげで今年の夏コミに行ける見込みが無くなってしまいました。せっかく節約してちびちびとお金を貯めてきたのに〜!!(T^T)この分でもっと我慢して貯めて行って、春に新しいマシンでも買って見ようかな…。

先日、参議院選挙が行われましたけど有権者の皆さんは投票に行かれましたでしょうか?まぁ、今回のこの特殊な状況では結果が見えているようなものなんですけど、とりあえず始めてみなければ物事は分かりません。(某首相の演説みたいですけど)まぁ、選挙自体はもう終わってしまいましたが問題なのはこの後、実際の政策の方になりますね。どんな痛みが私達を襲うのか、その痛みに耐え切れるのか、そしてその痛みの先には本当に新しい未来が待っているのでしょうか?とりあえず、これからしばらくは個人個人での行動で、自分自身の行動で今を乗り切るしかありません。とりあえず、政府を見守り、経済に参加していかなくてはならないようです…。

@NUMBER

2001年8月7日

僕等がコンピューターで当たり前の様に使っている日本語、でも、実際にはどのように表示されているのでしょうか。コンピューターの作られた英語圏ではアルファベットと簡単な記号、幾つかの制御文字があれば良いですから、128個(7ビット)の文字で十分コンピューターが使えます。これをASCIIコードと言います。つまり1バイト(8ビット)を1文字に割り当て、最初の1ビットを+-の符号に使い、後の7ビットで文字を表わすことにしています。ところが、大量の漢字を持つ日本語はこれでは表現できません。そこで漢字は16ビットで一文字を表わすことにています。特に通信関係で一般的に使われているのはJIS漢字コードです。JISコードは第1バイト目と第2バイト目の0x21〜0x7E(0xは16進数を表わします。)までの間に漢字を割り当てています。ASCIIコードと同様にバイトの最初の1ビットは使わないようにしています。ASCIIコードの制御文字とは衝突しませんが、その他の文字とはぶつかってしまうので、このままでは文字化けしてしまいます。そのため、ある任意の文字をASCIIコードと漢字コードの切り替えに使っています。通信ソフトでは7ビット文字しか通さない事が多く、そういうソフトでもJISコードだと正常に通過出来るので、特にメールではJISコードが必須となっています。

参考文献「新C言語入門」(SOFT BANK)

Wolf

ここの所、ちょっと気になって折り紙をしています。何が気になっているかと言うと、「三浦折り」と言う折り方が気になったのです。この三浦折りと言う折り方は東大の教授である三浦さんが開発した折り方なんですけど、この折り方で地図を折るとかさばらずに済んで非常に便利なのです。まぁ、ご存知の方も多いかもしれませんが、かさばらないと言う事で宇宙ステーションでの太陽電池パネルを三浦折りで折りたたみ、展開する事で宇宙空間でパネルを組み立てると言う作業を省きました。これの折り方に付いてはこちらをご覧ください。自分も、手元に有った普通紙を折り曲げてみましたが結構手間が掛かります。しかし、地図をこう折り曲げると両端をつまんで開くだけで地図全体が見れます。この折り方を勉強して、(自分が行けない)コミケでの地図を奇麗に折りたたんでみると言うのはいかがでしょうか。(TT)わざわざパスケースに入れて、バックからいちいち取り出す手間も省けて、ポケットから取り出すと言うのはいかがでしょうか。この折り方だと、一旦折ってしまうと新しい折り目が付かないので紙も傷みにくいです。これからの帰省の時期で使う地図なども有効にご活用くださいませ…。

@NUMBER

2001年8月14日

通信には便利なJISコードですが、切り替え用のコードを使う分、どうしてもバイト数が大きくなってしまいます。昔のPCの貧弱なメモリではこれは深刻な問題でした。しかも実際の文字列の数とメモリ上のバイト数が一致しなくなってしまいます。そこで考え出されたのがシフトJIS(MS漢字コードとも言う)です。シフトJISは漢字コードの第1バイトをASCII文字が定義されていない0x81に「シフト」します。第1バイト目が漢字コードなら次のバイトも漢字コードと考えて、一緒に一文字の漢字を示します。これによって漢字コードとASCII文字が衝突することもなく、余計な切り替えコードも必要ありません。また半角カナも扱うことが出来ます。このように便利なシフトJISですが、問題も多いです。シフトJISは各バイトの第1ビットを漢字コードに使ってしまうので、当然通信ソフトとは相性が悪いです。特に半角カナはJISコードには無いので、メールに使ったりすると確実に文字化けします。また、第2バイト目はやっぱりASCII文字と衝突するので、文字化けが発生する可能性があります。その他には、ASCIIの空き領域に各社が独自に外字を割り当てていることが多く、これもシフトJISと衝突してしまいます。シフトJISはWindowsやMachintoshなどで使われ、事実上PC界の標準となっています。

Wolf

皆さん、お盆休みはどう過ごしていますでしょうか?自分はいよいよ新しいマシンを買おうといろいろとHPを見ては考えている所です。ちなみに、今自分が使っているマシンはSHARPのMebius、PC-PJ1と言う物でHDDが3G、CPUがペンティアム233MHz、メモリが64Mと言う物です。ただ…、ちょっとトラブルが多発しているのでもういい加減買い換えたいと思ってきたわけで…。まず、一番最初に起きたトラブルはOSを再インストールしたときに起きました。なぜか外付けの純正のCD-ROMが使えなくなり、それと同時にUSBが使えなくなりました。ちなみに、この症状は何度再インストールしても直る事は有りませんでした…。(TT)そしてしばらくはWIN98ではなくWIN95を使っていたのですが、久し振りにWIN98にして見た所それまで使っていた外付けのRWが使えなくなり、再インストールもままならない状況になってしまいました。もうこうなったら…、買い替えの時期だと判断いたしました。(TT)皆さんは、マシンの買い替えの時期をどう判断いたしますか?

@NUMBER

2001年8月21日

UNIXでは、漢字コードは日本語EUCが標準です。1985年にAT&T社は複数バイトの文字を扱う文字コードとして、EUC(Extended Unix Code)を定めました。そのうち日本語のコードを特に日本語EUC(EUC-JP)と呼びます。EUC-JPはエスケープシーケンスでの言語切り替えは用いません。EUCからJISへの変換は非常に簡単で、EUCコードの最上位ビットを0にすれば、JISコードとなります。SJISとEUCはコードが一部衝突しており、場合によっては文字化けの原因となります。

7月ごろから、code redワームとその亜種が猛威をふるっています。code redは、Windows NTやWindows 2000上のウェブサーバーであるIISのバッファオーバーフローを悪用して感染するワームです。自らインターネットをスキャンし、パッチの当たっていないIISを見つけたら、感染します。特に新種のCodeRed IIは8月になって猛烈に繁殖し、スキャンによる大量のパケットによって、ネットワークのパフォーマンスの低下をもたらしています。IISをインストールしていてまだパッチを当てていない方はすぐにMicrosoftが配布しているパッチを当てて下さい。自分で気がつかないうちにIISがインストールされている場合もありますので必要が無ければすぐにアンインストールして下さい。もし万が一感染を確認したら、バックアップを取った後、ハードディスクを初期化して下さい。CodeRedIIはダイアルアップで繋がっているIISサーバーに大量に感染しているようです。サーバーソフトをインストールした場合はたとえパソコンを使っていても、れっきとしたサーバー管理者であることを自覚しましょう。

関連リンク
Code Red Wormについて

Wolf

先月の事になりますが、ペンティアム4に1.8GHzが登場する事が発表されました。やはり、このペースで行くと年内中にペンティアム4で2.0GHzと言うのも現実味を帯びてきました。ところで皆さんがお使いのパソコンのCPUはどれくらいの速度なのでしょうか?確か自分が購読しているPC雑誌でのアンケートでは一番多いのが800MHz、その次が500MHzぐらいだったかと思います。しかし、時間の経過と共に上位の方へと移動している事でしょう。そうなると、来年中には3GHzになるのもあながちありえない話ではないと思います。ここ最近のブロードバンド化も含めて、すべての情報が高速でやり取りされたのならば、一体どんな世界が見れるのでしょうか…。

@NUMBER

2001年8月28日

Unicodeは2バイトの文字コードによって世界中の文字を表現しようとする文字コードです。ASCIIも2バイト文字も1つのコードになるので、欧米で開発されたソフトは日本語が使えないという問題が解決されると期待されています。Unicodeには使用するバイト数により、UTF-8、UCS-2、UTF-16、UCS-4の4種類があります。一般には一番サイズの小さいUTF-8が多く使われるようです。複数バイトで文字を表現する場合には、使用するCPUによってバイト格納順が違う(エンディアン問題)ので、データの先頭に格納順を区別するマークを付けて判別するようにしています。2つのUnicodeファイルを結合する時はデータの途中にこのマークが残ってしまうので、取り除いておく必要があります。UnicodeはJavaやWindows NTで標準サポートされ、Windows95のLongFilenameFATでも使用しています。

Wolf

ハードにおける速度の進化の速さには目を見張るものが有ります。過去に何度かそういう記事を紹介してきましたが…。今回のハードの話題はCPUなどではなく、ディスプレイのお話。ディスプレイも、大型薄型のプラズマとかTFT液晶なんかが、なんとなく大型家電店でも見かけるようになってきました。しかし、今日紹介するのはディスプレイは誰もが持っているものを利用したものです。それは網膜への直接照射による画像です。消費電力は1〜3mWとの事なんですが…、確かにディスプレイの表面の歪みなどが関係なくなりますし、画像の質さえ高めれば純粋に奇麗な画像を見る事が出来ますね。ただ…、自分が考えるのは網膜の直接照射によって網膜細胞の方に何らかの影響が起きないかなぁ…と思うのです。人の目は非常に繊細な光を見る事が出来ます。それは好感度なセンサーとも言える網膜細胞のおかげで出来るこその技なのですが…、その細胞に(レベルとしては)強い刺激を与える事によってセンサーが壊れてしまうかもと…。まぁ、開発者に言わせれば「そこまでの光は照射しない」と言うのでしょうが、ビデオドラッグのような強烈な光の瞬きを利用したものは普通に見ていてもかなり目が疲れます。しかし、今回のこの装置では下手すれば目を瞑っても瞼に照射される映像が見えてくるのかもしれません。そうなると…洗脳とかの手段に使われなければ良いのですが…。
(参照記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010823-00000003-wir-sci)

2001年9月4日

メールを読もうとしたら文字化けで読めない時ほど腹立たしい事はありません(笑)。どうして漢字の文字化けが起こるのでしょうか。

まず、以前申しましたとおり、シフトJISと日本語EUCのコードが一部重複しているために、ブラウザなどが判別ミスを起こして、文字化けしてしまうことが有ります。かってはホームページはJISで書くと文字化けしにくいと言われていました(うちのホームページもJISです)が、最近はSJISが一番化けにくい様です。

次に、シフトJISの第2バイトで5cというコードが入った漢字を使うと文字化けする事があります。5cはASCIIでは¥(バックスラッシュ)を表すので、プログラムがエスケープ文字と解釈し、文字化けを起こしてしまいます。これは文字化けする漢字の前に¥を入れる事で解決出来ます。

また、外国製のftpソフトやメーラーを使うと、文字化けする事があります。これは文字コードの第一ビットを落としてしまうためです。日本語対応のソフトを使い、メールは必ずJISコードで書き、正しいmimeエンコードをしましょう。

参考URL:とほほのWWW入門

今年は大変な猛暑でした…と思ったら、東北は冷害で稲の作柄も心配されています。いわゆる北冷西暑ですね。アジア大陸のチベット高原は大気中にどーんと突っ立っていて、夏になると回りの待機を加熱し上昇気流を発生します。このため、チベット上空には夏の間強力な高気圧がいつも存在することになります。この高気圧が西日本まで張り出してくると、西日本は猛烈な暑さに、北日本はその反動で冷夏になってしまいます。つまり今年の夏は地球の温暖化を実証してみせたわけですね。(^^;9月に入ってもう秋風…やっと一息です。

Wolf

先週は色々な情報系分野におけるニュースが飛び込んできましたけど、まずはこの話題から…。

「牛さん出てきてゲートウェイ」でlainのファンの間でも知名度の有った(笑) ゲートウェイが日本・シンガポール市場から撤退しました。経営資本を本拠地であるアメリカに集中させる為だそうです。lainのおかげでゲートウェイにはちょっと好感を持っていたのですが、ちょっと残念な事になってしまいました。つい先日(日曜日)に秋葉原に行ってみたのですが、ゲートウェイショップの所には閉店の張り紙がしてあり、駅の広告も外されていました。秋葉原のPCショップの一部にはゲートウェイの商品を叩き売りしていた所が有ったようですが…。あの牛のマークももう見られなくなると思うと、ちょっと残念ですね。

いよいよPentium4のクロック数が2GHzにまで引き上げられました。とうとうここまで来てしまったかと思うのと同時に対抗勢力であるAMDがチップの名前にクロック数を付けないと言う声明を発表しました。現に、ペンティアムのクロック数より下回るAMDのチップでベンチマークテストを行った所、ペンティアムよりも高い性能を示したと言う記事が有ります。クロック至上主義を築き上げてきたAMDとペンティアムの双方が自分のフィールドを見失ったと言う事でしょうか、「高クロック数=高性能」と言う環境も神話となりつつ有ります。PCに対するストレスはタイムラグと言う事になるのでしょうが、それだったらメモリを大幅に増やす事によって解消される面も有ると思います。部品のバランスを取る事、そのバランスを全体的に引き上げる事によってちゃんとした性能UPが測られるのでしょうが…。ここまでCUPが一人歩きしてしまうとちょっと困惑気味になります。次に、壊れたバランスを取ってくれるのはメモリでしょうか、それともビデオカードでしょうか、はたまたブロードバンドでしょうか?その間にも18ヶ月ごとにクロックが2倍になるのでしょうが…。

@NUMBER

2001年9月11日

外国で作られた優れたソフトウェアを日本語化するには、まず日本語を表示しても文字化けしないようにしなければなりません。また、メニュー表示などを日本語に翻訳しなければなりません。そして、通貨表示を$から¥に変えるなど、日本の習慣に合った表示に変えなればなりません。

これで日本語はちゃんと使えるようになったとして、それで良いのでしょうか?このソフトをまた別の国の言葉で使おうとしたら、また同じ労力を繰り返さなればなりません。世界には多くの言語がある事を考えれば、これはあまりに無駄でしょう。

そこで考え出されたのが、ソフトの「国際化」(Internationalization :i18n)です。プログラムの地域に依存する部分とそうでない部分を分離して、地域依存部分だけ用意してしまえば、どこの国でも使えるように最初から作ってしまおうというものです。ゲームなどであまりに複雑なのは無理ですが、少し設定を替えるだけですぐに日本語が扱えることが出来ます。外国製のフリーソフトで日本語版が無いとき、国際化されているか調べてみると良いと思います。

Wolf

今まで結構自分のマシン(SHARPのメビウスPC-PJ1)に付いて色々と頭に来た事を書いておりましたが、とうとう新しいノートがやって参りました。新しいノートはDELLのINSPIRON2500と言う機種で、オールインワンタイプの物を選びました。まぁ、ディスプレイなんかが大きくなったので圧倒的に重くはなりましたが、大きくスペックに余裕を満たせていたのでかなり快適に動作しています。スペックを言いますと、モバイルセレロン800と、256のメモリ。そしてHDDは20Gほど積んでみました。いやぁ、今までMMXの233、メモリ64のHDDが3に比べたら天と地の違いですね。ただ、今の所データの引継ぎがまだ出来ていないので完全にマシンを移行すると言うわけには行きませんが、その内に大きなマシンを背負って学校に向かう日が来るでしょう。…、かなり重たいのは事実ですけど。(笑)

@NUMBER

2001年9月18日

日本時間11日午後10時(現地時間同日午前9時)、アメリカで同時多発テロが発生しました。4機の航空機を乗っ取り、うち3機が世界貿易センターと米国防省に乗客もろとも突っ込むという非情極まりないやり方で、死者・行方不明者は数千人にも上っています。

亡くなられた方々に御冥福を申し上げます。

アメリカは既に主謀者に対する報復を宣言し、アフガニスタンを中心として大規模な戦争になる可能性が極めて高くなって来ました。湾岸戦争の時に思ったことですが、この様な時は興奮する事なく冷静に真実を追及する事が最も大切だと思います。

Wolf

今年の12月に新しいドメイン名が加わることになりそうです。それも「.name」。けど、このドメインには特徴があって、ピリオド(.)を2つ使うことができ、「http://www.lain.iwakura.name/」というドメインを取得できるようになります。こうなると、今までに制限されてきた独自ドメイン(Ex.lain.com lain.co.jp etc...)に縛られ難くなり、自分の取りたいドメインが取り易くなるだろうと推測できます。本格的なlainサイトを運営されている方は、今年の12月に運営が開始される「.name」に注目してみてはいかがでしょうか?(注:上記にあげたURLは例では有りますが、そのURLの存在・未存在に関しては一切の責任を負いません。あしからず。)
(参照記事:http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20010910104.html)

例のテロ事件のことですが…、正直言ってあの方法で破壊活動を行うとは…。驚きとともに激しい怒りも覚えます。今までに例を見ないあの方法で…。けど、結果的にはアメリカの底力を見せ付け、圧倒的に軍事力で力による制圧を行い、アメリカ国民の支持率を大幅に上げる結果に成るのではないのでしょうか?まぁ、自分の実時間内にはっきりと見たものはあの湾岸戦争しかないわけなんですけど…。その傾向に沿って考えると上記のような結果が出てくるのだと思います。ただ…、ベトナムのような「軍VSゲリラ」的な物になると…、圧倒的に不利だとしかいえません。アメリカ経済の上昇気流はこれから下降気流の入り口に向かうことでしょう。テロから復帰した直後の取引では、国民感情も手伝って一時的な株価の上昇もありうるかもしれません。しかし、戦争による莫大な費用は税金で賄われています。長期化すれば、現政権に大打撃を与えるどころか、アメリカの威信というものまで失われるでしょう。21世紀になって…、経済・政治の勢力図が大きく変わるきっかけになるかもしれません、今回のこの事件は…。

@NUMBER

2001年9月25日

先々週モニター(SONY CPD-E220)の画面が歪んだ上に変色してしまって、自分で調節しても元に戻りません。仕方が無いので、モニターは修理に出してPCは他のマシンから使うことにしました。このままではペルソナ玲音の更新が出来ないので、VNCをインストールしてみました。まずPCのWindows95にインストールしてスタートアップで立ち上がるようにし、次にLANで繋がっているPC9821 XSのWindows95にもインストールしてビューアーで覗いたら、見事にPCのデスクトップを見ることが出きました。しかし、かなり重くて実用にはならず、やむなくペルソナ玲音製作用のツール一式をPC98にインストールするはめになりました。やはり、P-ODP 83MHz + Windows95という環境ではきつかったみたいです。今度はPC-UNIX上で試してみるつもりです。

モニターの方は保証期間中だったので無料で直してくれました。どこかの調整がおかしかったみたいです。帰って来たら痛んでいたブラウン管表面の樹脂も張り替えてくれて、前より綺麗に映るようになった感じです(笑)。今度はいつまで故障しないで使えるかなあ。

Wolf

史上凶悪といえるウィルス、「Nimda」が急速に広まってきています。こいつは過去のウィルスの機能をすべて兼ね備えたようなものですから…、本当にたちが悪いです。Nimdaに関する詳しい情報は他のニュースサイトなどにお任せいたしますが、皆さんは最新版のパッチを当てていますでしょうか?確かに、IE5.0、IE5.5に関してはSP2を当てることによってHPの閲覧時の感染を防げるそうです。ただ、IE6を入れれば問題ないとも言われていましたが、直後に訂正が入り、IE6に関してはフルインストールしないと効果が無いということがアナウンスされました。まぁ、そう言っている当人のマイクロソフトもNimdaに感染してHPが閲覧できないような状況になりましたが…。(--;自分はSP2が出た時点で当てておいたので問題は無かったのですが、どっちにしろ、メールに添付されるものに関してはパッチだけでは対処できません。ここまで来ると、「Netは自己防衛の世界」と言う物を痛切に感じます。それが本当に姿なのですから。くれぐれも、Wired上では隙を見せないように…。

@NUMBER

2001年10月2日

昔、PC/AT互換機は日本語を表示できず、そのため、漢字ROMを持って高速に日本語を表示できるNECのPC98マシンが日本では圧倒的なシェアを誇っていました(PC98のコンソールの漢字フォントは綺麗です^^;)。1990年、IBM社はMS-DOSをソフトウェアによって日本語を表示出来るように改良しました。これがDOS/Vです。ちなみに、DOSはMS-DOSから、VはVGAから由来するそうです。これにより、安価なPC/AT互換機で日本語を扱えるようになり、NECの寡占状態は徐々に崩れることとなりました。今でも日本ではPC/AT互換機をDOS/Vマシンと呼ぶ事が多いです。(本当は違うよ〜)(^^;)

Wolf

皆さん、Nimda対策のほうを済ましたでしょうか?かく言う自分が所属する研究室でも、1台のマシンが感染し、対応に終われていました…。何とかデータ部分などには影響は無く、早急な対応によって他のマシンへの感染などは逃れました。自分はSP2を真っ先に当てていたので感染を免れました…。ただ、感染したマシンを使っていた友人いわくMSNを見た時にでも感染したのではないかとの事…。まったく、皮肉なものです。

@NUMBER

2001年10月9日

この夏はマイクロソフトのIISのセキュリティーホールのおかげでスリリングな夏となってしまいました。ところでIISで問題になったバッファオーバーフローとはどんなものなんでしょうか?たとえば、C言語のプログラム、

#include <stdio.h>

main()
{
        char s[10];

        gets(s);

        printf("%s\n", s);
}

などというのは大変危険なプログラムです。このプログラムはキーボードから文字列を読み込み10文字分のメモリに保存した後画面に表示しますが、10文字以上の文字列を読み込むと、プログラムが確保したメモリに入り切ら無くて、他のプログラムがあるメモリに書き込んでしまいます。もしそのメモリ領域にセキュリティー上重要な情報があると、その情報が書き換えられてしまうことになります。この様なものをバッファオーバーフローと言います。確保したメモリより大きなデータをメモリに書き込まないように、注意してプログラムする必要があります。

Wolf

昔、TVで放映されていた「ドラゴンボールZ」に出てきた「スカウター」と言うアイテムを覚えていますでしょうか?一応解説すると、ゴーグル型コンピューターで対象の人物を見ると、相手の戦闘力を計測するというものでした。(後半になると、使ったとたんによく壊れていましたが)(笑)しかし、この度それが現実化しようなシステムが開発されました。その名も「VizWear」というものです。実際に見てもらえれば判りますけど、見た目はちょっと普通のウェアラブルな感じですけど、機能はかなり上手(うわて)です。その、スカウターといわれる所以の機能ですが、過去に肩につけたカメラで撮影したことのある人のデータを自動的に引き出し、自分の記憶を代わりに補完してくれるのです。そこにはそれぞれの人のデータを入力できますから、「この人は何時何時に会って、こういう内容の仕事を一緒にした」と言うデータを入力しておけば、名刺いらずですね〜。(^^)

@NUMBER

2001年10月16日

インターネットで暗号や電子認証を使う場合、自分の公開鍵を相手に渡さなければなりませんが、その公開鍵が改竄されるのを防がなければなりません。そのためには公開鍵自身に電子著名をします。著名された公開鍵を「証明書」と言います。証明書を誰が発行するかで2通りのやり方があります。1つは「CA」(Certifcation Authority, 認証機関)が証明書を発行する方法です。信頼できる組織が発行するもので、ブラウザなどでよく使われています。CAは証明書を盗まれたりしないよう注意しなくてはなりません。もう1つはPGPで使われる「信頼の輪」という方法です。これはユーザー同士が互いの公開鍵に著名し合う方法で、著名の数が多いほど信用が高いと見なされます。CAの様な組織はいりませんが、事故があっても責任をなすりつける所が無いかも(笑)。

Wolf

2001年10月23日

プロバイダーのメールサーバーからメールを受信する方法は、POP(Post Offce Protocol)を使うのが普通です。これはメールサーバーからメールを受信した後、サーバー上のメールを削除するもので、サーバーの容量が小さくても大丈夫、設定が簡単などの利点があります。それとは別にIMAP(Internet Message Access Protocol)と呼ばれる方法もあります。これはサーバーにメールを残したままメールの読み書きが出来る方法で、たとえば家と会社の別のコンピューターで同じメールを読み書き出来るという利点があります。大きなメールサーバーや固定IPを持っているならば、是非試されてみられたら如何でしょう。

というわけで、IMAPサーバーをインストールしてみました(笑)。IMAPサーバーはcyrusというものです。いやあ、設定が面倒臭い(笑)、メール転送用のプログラム(MTA)の設定を変え、メーラーもIMAP対応のものに変えなければなりませんでした。ちなみにメーラーはemacsのマクロwanderlustです。なんとかメールを読む事は出来ましたが、他の事はまだ何も出来ません(笑)。まあ、時間をかけてぼちぼちやって行くつもりです。

自分は結構ゲーム好きで実際に自分の部屋にPS2があったりするのですが、PSの笑い話の1つに修理に出したPSを修理センターで開けてみたらゴキブリがびっちりと詰まっていたというものがあります。(あんまり想像したくないのですが…。)しかし、(今は無き)3DOがまだ開発を続けていたらこういうことは無かったかもしれません。実は、数年ほど前から松下産業では防虫効果のある基盤を採用しており、これにはゴキブリなんかを寄せ付けない効果があるそうです。ソニーと松下の提携…、もしもこんな話があったらこのことがきっかけに…なら無いだろうなぁ。(笑)
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20011015306.html

@NUMBER

2001年10月30日

以前御紹介しましたBill Joy氏が今年の春にJxtaというプロジェクトを発表しました。最近「Napster」や「Gnutella」の様なP2Pアプリケーションが流行しましたが、JxtaはそれらのP2Pアプリケーションに標準インターフェイスを提供しようというものらしいです。

JxtaはあるP2Pアプリケーションが他のP2Pアプリケーションを検索するのを助けること、P2Pアプリケーションが相互に通信するメカニズムを提供すること、通信の状況をアプリケーションに通知すること、P2Pにセキュリティを提供することを目的としています。JxtaはJava環境で動きますが、非Java環境でも動作可能で移植も行ないやすくなっています。

実際にはJxtaはシェルを提供し、UNIXのパイプの様な仕組で通信するようです。Internet上の複数のマシンを1台のUNIXマシンとして扱えるということかな?(う〜ん、まだよく分からない…)

いろいろ調べてみるとJxtaは単なるP2Pの枠を越えて全く新しい環境を提供する気がします。SUNが絡むことで、P2Pのアングライメージからの脱脚も出来るし、Apache型のオープンソースとして提供されるので、Javaなどの様な閉鎖的との批判も避けられそうです。

まだまだ元気一杯のBill Joy氏、今でもcatだけでプログラムを書くのかな? (^^;

第1回 JXTA ShellからJXTAを知る

Wolf

MP3COMという会社をご存知でしょうか?アメリカにある会社で、よく音楽会社から訴訟を起こされることで有名です。(笑)

ここで、画期的なソフトが発表されました。その名も「Lindows」。なんだか胡散臭い名前ですけど、これ本当の名前なんです。機能も名前を反映して、Linux上でWindowsのソフトが稼動するというのです。もちろん、Linuxのソフトも稼動するそうです。

これでLinux市場の拡大を狙うところなんでしょうけど…。一体どこまでWindowsの機能を再現できるのか…。確かに、自分の体はすっかりWindowsに染まっていますから、確かにWindowsのソフトが稼動すればらくですよね。ペルソナウェアも動きますし。(笑)
(参照:http://www.hotwired.co.jp/news/news/Technology/story/20011026302.html)

@NUMBER

2001年11月6日

最近ハードディスクが随分安くなりましたので、数台のハードディスクをPCに繋げて有効利用したいものです。そこで有用なのがRAID(レイド)です。

RAIDとは数台のハードディスクを1台のハードディスクの様に扱うことでハードディスクの性能や信頼性を向上させる技術です。RAIDはその機能により色々な種類があります。

RAID0 (ストライピング)
データを複数のディスクに分散して同時に書き込むことにより、ディスクの性能を向上させます。1台のディスクを使用するよりも大幅に性能が上り、またディスクを無駄遣いすることも無いですが、信頼性が1台のディスクより下ってしまいます。

RAID1 (ミラーリング)
複数のディスクに同じデータを同時に書き込むことにより、ディスクの信頼性を向上させます。あるディスクが壊れても他のディスクが動いていればデータは破損しないので大幅に信頼性が向上します。しかしディスク容量の半分は無駄になってしまいます。

RAID2
エラー訂正にECCを使います。SCSIでは無意味なので、殆ど使われません。

RAID3 (パリティ付きストライプ)
1バイト等の単位でストライピングを行ないながら、1台のディスクをパリティ用に使用します。ランダムアクセス等で性能が低下します。

RAID4 (パリティ付きブロックレベルストライプ)
扱うデータの単位を大きくすることで、RAID3の性能を向上させたものです。パリティの書き込みで速度が落ちるため殆んど使われません。

RAID5 (分散パリティ)
パリティの書き込みを数台のディスクに分散して行なうものです。書き込み性能が大変悪くなります。最も代表的なRAIDです。

RAID10 (RAID0+1)
ストライピングをしながら同時にミラーリングをするもので、RAID0とRAID1の両方の特徴を持ちます。RAID0ほど速く無いですが、1台のディスクより速く、しかも信頼性は高いです。容量は半分無駄になります。

RAIDを実現させる方法にはハードウェアによるものとソフトウェアによるものが有ります。ハードウェアRAIDは専用の装置が必要となります。ソフトウェアRAIDは装置がいらないので安価ですが、信頼性は落ちるようです。

RAIDでミラーリングしてもバックアップの代りにはならない(片方で消えればもう片方も消える)ので御注意を。(^^;

Wolf

PCを使う上には切っても切り離せないデバイス、キーボード。結構これにはこだわりを持っている人がいる見たいです。ノートPCなんかを買う時には結構重要視して選ぶべきでしょう。(メビウスの新しい薄型ノートは驚異的な薄さだけど、キータッチが最悪…。<個人的感覚ですけど)

そこで、キーボードについてのサイトを1つ紹介…。
(参照:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9946/index.htm)

ここのサイトではキーボードについて事細かに書かれています。まぁ、キーボードについては大幅に2種類に分けられるのですが…。1つはバネ式、もう1つはゴムクッション式というのがあります。一般的にはバネ式の方がキータッチ通いのですが、ゴムクッション式の方が値段も安く、ある意味一般的です。まぁ、感触については個人差があるので一概には言えませんが、結構慎重に選んでみるべきなのではないでしょうか。慣れてしまえば一緒という意見もありますけど…。(笑)

99年にMIT(マサチューセッツ工科大学)の2人の学生が解読した、たった9行のDVD暗号の解読プログラムでが発表されました。これに関して、今月の1日に興味深い判決が下されました。

このコードが発表された直後に起こされた、ウェブ上でのコード公開禁止を命じた地方裁判所の仮命令に対する判決が言い渡されました。判決は無罪、合衆国憲法修正第一条の「言論の自由」によるものだそうです。

必ずしもクラッキングが良い物とは思いません、違法行為であるのですから。しかし、プロテクトを掛ける以上きちんとしたプロテクトとして動作しないのであればプロテクトの意味が無いのではないでしょうか?きちんと動作するものを取り付けなければ意味をなさない、それが機能なのではないでしょうか?

先日、小中さんのHPでも紹介されていましたけど「web archive」と言うHPをご存知でしょうか?Googleで一躍注目された履歴機能に特化したサイトです。直接URLを打ち込まなくてはなりませんが、過去の状態をそのまま閲覧することが出来ます。皆さんのお気に入りのHPのURLをチェックしたら、ためしにそのサイトの過去の様子を覗いてみてはいかがでしょうか?

@NUMBER

2001年11月13日

ずっと以前にIPv6のことをお話ししました。それから全然前に進まなかったのですが(笑)、やっと少し前進したので御報告します。

IPv6ではグローバルな固定アドレスを取得することが推奨されているので、freenet6のサービスを利用してIPv6の固定アドレスをもらいました。まず、アカウントを作り、接続用のプログラムをダウンロードして、実行すると、IPv4越しにfreenet6までIPv6のトンネルを掘ってくれます。

実はこれがなかなかうまく行かなくて(笑)困っていたのですが、原因はトンネルに使われるIPv4パケットはTCPでもUDPでも無く、それ以外を弾くファイアウォールを通過できなかったのです。パケットが通過するようにファイアウォールを調節してうまく行くようになりました。

以前は1つのアドレスしか割当ててくれなかったのですが、現在は2の16乗個のサブネットアドレス(1つのサブネットアドレスに2の64乗個のアドレスが付く)を割当ててくれるので、IPv6ルータを使えば、ローカルなホストにもグローバルなIPv6アドレスを付けることが出来ます。ルータの設定さえ済ませれば、ホストの方は自動的にアドレスが割当てられます。

IPv6アドレスは、

1111:2222:3333:4444:aaaa:bbbb:cccc:dddd

というような16バイト(128ビット)の16進数を`:'で区切って現わされます。1111:2222:3333の部分がプロバイダーなどから割当てられます。4444は自分の所のサブネットワークのアドレスを示します。aaaa:bbbb:cccc:ddddはそれぞれのホストのLANカードに付いているMACアドレスから割当てられます。LANカードのMACアドレスは全て違う値が付けられている(はず)ですから、世界中のホストに別々のアドレスが割当てられることになります。

freenet6までの接続は確認しましたが、国内の有名IPv6サイトへは繋がりませんでした。まだネットワークが互いに繋がってないのかな?また、freenet6への接続が切断すると、アドレスの割り当ても終了してしまいます。実際に運用しようと思ったらIPv6接続をしてくれるプロバイダーが必要ですが、月額3万円はかかるのでまだ無理っぽいです。(^^;

Wolf

11月12日、夜にニューヨークでアメリカン航空の航空機A-300が墜落しました。現時点では情報がほとんど手に入っていないので原因などはわかりませんが、甚大な被害が予想されます。先日のテロ事件以降、こう言ったことに対して過敏に反応しがちになっています。くれぐれも、冷静な反応をよろしくお願いします。

先日、AIBOの新作(熊犬バージョン)が発売されましたけれども今度は「超時空要塞マクロス」のメカデザイナー河森正治氏のデザインによるAIBOが発売されます。体全体を今まで以上にメタリックな塗装に身を包み、数多数のLEDが使われ、いかにも近未来的な感じになっています。ただ…、とあるサイトでは「バルキリー」また、長王手1株1億円を達成した(笑)サイトでは「宇宙刑事」と例えられています。実際に見てみればその形容が良くわかるかもしれませんね(笑)
(http://www.zdnet.co.jp/news/0111/08/sony_aibo220_m.html)

@NUMBER

2001年11月20日

午後のこーだのコンパイルのために、Windows95にフリーのコンパイラBorland C++ Compiler 5.5をインストールしてみました。ダウンロードページからアーカイブをダウンロードして実行します。bcc32.exeがあるフォルダに

-IC:(インストールしたフォルダ)\bcc55\Include
-LC:(インストールしたフォルダ)\bcc55\Lib

という内容のbcc32.cfgファイルと、

-LC:(インストールしたフォルダ)\bcc55\Lib

という内容のilink32.cfgを作ります。また、c:\autoexec.batに、

set PATH=c:\borland\bcc55\Bin;%PATH%

と書き加えてPCを再起動します。あと、適当にC言語のプログラムを作り、bcc32 hello.cと実行すればコンパイルしてくれます。このままではGUIプログラムは無理なようですが、gccより実行ファイルが速く、しかもcygwinの様に特別の環境はいりません。簡単なプログラムを作るのにもってこいでは無いでしょうか。

Wolf

つい先日、ついにWiondowsの最新版、WindowsXPが発売されました。個人的には購入していないのですが、自分の所属している研究室でβ版に触れる機会があったのでちょっと使ってみました。正直言って…、現時点では私は見送ります。実際に操作した際、ログイン画面の時に相当時間が掛かりましたし…。ちなみにその時に使っていたものはペンティアム3の866MHz、メモリーは256と言う一般的にはまだまだ現役でいけるスペックのものです。また、ソフト・ハードの互換性にも一部に疑問視されるものも有りますし…。それになんにしても一番面倒なのはあの認証問題。数回の周辺機器の交換なら問題ないとは言うものの…。自分の首を絞めて良いと思っているんでしょうか?と言うことで、私、NUMBERはWindowsXPを応援しません。

@NUMBER

2001年11月27日

11月19日未明、しし座流星群を観察しました。その夜は午前0時になっても時雨雲が空にかかって、とても天体観測が出来る雰囲気では無かったので、結局3時頃になって寝ようと思った所、窓の外に2つの明るい流星が流れたのが見えました。あわてて外に出ると雲の切れ間から、どんどん流れ星が降ってくるではありませんか。10分も経たないうちに、十数個の流星が流れるのを見ることが出来、午前3時40分頃までに数十個の流れ星を見ることが出来ました。午前5時頃に空が晴れ渡ったので、夜空を見ると、まだ沢山の流星が流れていました。流星はどれも明るくて、はっきりと痕が残っているのが見えました。都会の明るい空でもこれだけ見れたのですから、暗い所では数千個も見えたのもうなずけます。高校生の地学部のクラブの合宿の時に、山奥でペルセウス流星群が1時間100個も見たことがありましたが、(全て紙に記録してたりしてました)これだけの流星を見るのはそれ以来です。流星は当たり外れが多く、ジャコビニ流星群の様にマスコミで大報道された1972年には全く現れず、殆ど報道されなかった1985年には大発生したものがあります。これほど注目されなお期待通りに観測できたのは大変な幸運でしょう。(これで夜空がもっと暗かったら良かったのですが)まあ、天体観測は根気と体力が一番重要ですね。どちらも僕には不足しているものですが(笑)。

Wolf

ここで唐突ですけど、皆さんはどんなブラウザを利用していますでしょうか?代表的なものを挙げればインターネット・エクスプローラー(IE)、ネットスケープ・ナビゲーター(NN)や、依存型の軽量ブラウザ(Dunutなどなど)。(ちなみに自分は機能性と軽量性を考えて、IE依存型ブラウザの「Donut」を使っています。)さて、2台ブラウザとは一線を隔し、独自の方針で開発を進めている有名なブラウザがあります。その名も「Opera」。ちょっとギークな人だったらこの名前を聞いたことがあると思いますが、「ファイルサイズが小さく、高速である」と言うのが代々の売りです。さて、このたびそのOperaがアップデートし、「Opera6.1β」が発表されました。このたびのバージョンUPによって日本語表示が正式にサポートされるようになり、"大体の"日本語は表示できるようになるようになったそうです。おまけにIEなんかに比べてもずっと高機能(この中にWebブラウザやメーラー、ニュースリーダー、そしてインスタントメッセージング機能(ICQに対応)が含まれる)で、なおかつ容量が3.3Mしかないと言うのがますます驚異的。ただ、まだ日本語の表示等に関しては文字化けもあり、今すぐにお勧めできるかと聞けばそうでもないのが現実…。それに無料な代わりに広告表示されるタイプのものですので…。(39$支払えば正式登録によって広告表示が解除されますけど。)まぁ、現時点でβ版なので正式版がアナウンスされた時に試してみると言うのはいかがでしょうか?
(参考記事:http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/19/15.html)
(関連記事:http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20011115103.html)

@NUMBER

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